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2007年02月04日

映画「 どろろ 」鑑賞

 実写映画で「 どろろ 」?妻夫木聡が「 百鬼丸 」?柴咲コウが「 どろろ 」?『 大丈夫かぁ〜?昔見たアニメ「 どろろ 」のイメージを損なうなよ〜 裏切るなよ〜 』って思っていた。

 でも、昔見たアニメって言っても、放映は今から38年前、小学校に入るか入らないかって頃のこと、『 イメージを損なうなよ 』な〜んて言っても、それこそ、”イメージ ”って言うか、楽しかった”思い出 ”だけで、それほど詳細な記憶が残っている訳ではない。

 映画を観た感想は・・・『 良かった!妻夫木の「 百鬼丸 」も、柴咲の「 どろろ 」も、良かった! 』「 ローレライ 」と「 日本沈没 」では、『 何だぁ〜!?コイツはぁ〜!? 』って、思った二人だったが、”今作の演技 ”は良かった!楽しかった!

 特に!「 どろろ 」を演じた柴咲コウ!愛敬あり、強さあり、優しさあり、悲しさあり、可愛さあり、の演技は良かった!楽しかった!

 百鬼丸の父「 醍醐景光 」を演じた中井貴一と、その妻「 百合 」を演じた原田美枝子は、若い妻夫木と柴咲とは対照的に、貫禄の大人の演技だった。

 辛く悲しい過去の悪夢を、ずっと心に留めたままに生きて来た百合の「 母心 」の優しさ。そして、景光と百合、それぞれが願う方向は違えども、「 子 」を救いたい!守りたい!と願う心情は、まさしく「 親心 」であった!

 「 七人の童女 」はとっても不気味だったが、「 鯖目の奥方 」を演じた土屋アンナの、妖しい色香が何とも良かった!( 爆 )

 どろろの母「 お自夜 」を演じた麻生久美子だが、役柄なので仕方がないが、出番も少なく、可愛く綺麗な御姿ではなかったことが残念だった。( 笑 )


 十分に楽しい映画だった!映画は、楽しいことが何よりも一番である!


 また、何よりも、映画の奥底にあるテーマが良い!「 絶望的な宿命・試練を全身に持って生まれた百鬼丸。しかし、辛く厳しい宿命や試練は、現実の誰にでも起こり得る。そこから這い上がり、生き抜いて来たのが百鬼丸である 」

 「 百鬼丸が、妖怪を一匹一匹倒し続ける”戦い ”こそ、我々においては、人生の中で起こる、一つ一つの困難や苦難を乗り越える”勇気 ”と考えたい 」

 「 また、百鬼丸が、奪われた体の一部を取り戻し続ける”執念 ”は、我々においては、何があっても恐れない、自身の”心の成長”と考えたい。何があっても明るく前進する、強くて大きい”境涯の構築 ”と考えたい 」

 「 絶望を、ぶった斬れ。今こそ、生きぬく勇気を。必死に生きれば、きっとめぐり会えるものがある。共鳴できる魂がある 」( プログラム1ページ目の言葉 )

 「 山に山を重ね、波に波をたたみ、難に難を加え、非に非を増すべし 」

 「 苦難は人間を磨く。試練の中での闘争は、人生の宝の歴史となる 」 

 「 宿命に苦しんだ人間が、人の為に尽くせる人間に成長できる 」


 「 巨大胎児 」となって現れた子供達の”迷える魂 ”、その「 悲しみ 」と、「 戦う勇気 」と、「 感謝の舞い 」に涙した!

 「 オオサンショウウオ 」との戦闘シーンは、もっと気色悪いリアルなVFXで観せて欲しかった。また、その背景にある、”障害を持ち合う母娘 ”のエピソードを描くことで、涙を誘う、素晴らしい感動のシーンが作れたのではないか?と思う。
posted by 555号発進! at 23:45| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(8) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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