これは、全く『 個人的な考え方 』だが、「 キング・コング 」は”怪獣の王 ”でなくてはならない!何と言っても!あの”ゴジラ ”と闘って負けなかったんだから!ゴジラの吐く放射能火炎を浴びても、ビクともしなかったんだから!猿やゴリラに似ている”大怪獣 ”でなくてはならないんです!今回のコングは何なの?全く”ゴリラそのもの ”じゃん!気に入らない!( 怒!)
昨日16日(金)、池袋シネマサンシャイン3番館にて20時00分からの先行上映を観て来ました。
< この作品を観ようと思った理由 >
T. 「 ロード・オブ・ザ・リング 」3部作の合計の、更に3倍のカット数にも達する”最新VFXの映像の凄さ ”を堪能したいから。ハッキリ言って!”それが全て ”と言える作品でしょう!
< 結果 >
凄い!確かに凄い!素晴らしい!そこに現物は無い!全ては作られた映像が見せるもの!まるで本物と思える映像が、信じられないほどに連続する!DVDを買い、一時停止させ、細部をジックリ確認しながら見なければならない!それだけの価値が十分にある!絶対にある!
U. 質量ともに「 ジュラシック・パーク 」シリーズを完全凌駕すると言われるスカルアイランドのクリーチャー( 20種類以上の恐竜の子孫?が登場!)達とキング・コングとの大迫力のバトル・シーンが観たいから。( 子供の頃から怪獣映画が大好きです!)
< 結果 >
オリジナル同様、ティラノサウルス( の子孫?)一匹( せいぜい二匹 )と大蛇、プテラノドン( の子孫?)を一、二匹を登場させるだけでも十分だと思う!クリーチャー出し過ぎ!「 恐竜の島 」または「 時に忘れられた島 」への探検物語として、一本の完璧な映画が出来る!
クルー達を襲う”超キモ怖い原住民 ”はサム・ライミ監督の「 死霊のはらわた 」みたいで最高!しかし!恐竜( の子孫?)に追われるエピソードは要らない!更に!”超キモ悪い虫 ”のエピソードなんて全く要らない!だから時間が長くなるんだ!
V. 「 ALWAYS 三丁目の夕日 」では、昭和30年代の街並みの中、頑張って精一杯に生きる人々から、暖かで優しい気持ちを体感させていただきました。「 キング・コング 」では、1930年代のニューヨークの街並みの中、そこで生きる人々の雰囲気を体感してみたいと思ったから。
< 結果 >
最新VFXが作り出した特殊映像は本当に素晴らしい!映像の流れが速すぎて、細部をジックリ見ていられない。”雰囲気を体感する ”ほどの印象は持てなかった。DVDを買い、ゆっくり確認しながら見なければならない。
W. 最大の見所は、何と言っても”エンパイア・ステート・ビルでのラスト・バトル ”でしょう!( 以下想像のままに・・・)
地上の街並みと大空が広角的に映し出される大パノラマ!スピードと迫力のカメラワーク!複葉機の編隊がコングに向かって波状攻揃を開始!繰り返される一斉機銃掃射!「 スター・ウォーズ 」のデス・スター攻揃を彷彿させる空中からの大突入戦!敏捷極まるコングの反揃!野生の怒りが爆発!破壊されて墜落する複葉機!乱れ飛ぶ薬莢!筋肉が千切れ飛ぶ!胸!頭!顔!噴き上がる鮮血!気力で立ち続けるコング!そっと優しくダロウを手放す・・・。泣き叫ぶダロウ!「 私を放しちゃダメ!殺されちゃうわ!」終わりが近づく意識の中、ダロウを見つめる暖かくも悲しい眼差し・・・。
彼が従うのは、”愛 ”に殉ずる自らの心のみ!彼の叫びは”愛 ”を求める雄叫び!遂に、心臓の鼓動が静かに止まる・・・。余りにも悲しい”愛 ”の物語が終わりを告げる・・・。もはや、溢れ出る涙を抑えることは出来ない!
< 結果 >
多くのビルが連立するニューヨークの街並みのVFX映像が本当に素晴らしい!エンパイア・ステート・ビルの上から360度を見渡す大パノラマの中、コングと複葉機の闘いをスピードあるカメラワークで追っていく映像は想像通りの素晴らしさだった!DVDを買って再確認の必要必至!
しかし!コングが余りにもリアルな”ゴリラそのもの ”という造形なので、ジョン・ギラーミン版のような血しぶきシーンは一切無し!機銃攻撃に対し、コングの体がどれだけ耐えられていたのか?イマイチ曖昧な描き方だった。まぁ、あの造形で残酷な描写があったら、動物愛護団体が黙ってはいないのかも・・?そういう意味で、バトル・シーンは全く物足りない!
更に!ナオミ・ワッツの演技が全然泣けない!涙腺はピクリとも動かない!感動のラスト・シーンで全く感動しない!コングを想う愛情と、守ってあげられない辛さ!想像出来る結末を止められない悲しさ!コングとの”心の繋がり ”が、全く伝わらない!感じられない!
ラスト・シーンの感動は、中学生の時に観たジョン・ギラーミン監督の「 キングコング 」( 1976年 )の方が、私にとっては圧倒的に印象が強いです。
http://www.kk-movie.jp


コングの造形について、まったく同感です。
凄すぎるCGってのも案外映画自体の魅力を
スポイルするものなんだなあ、と思いました。
でも映画そのものは面白かったですね!
首長竜に追われるシーンと虫のシーンは不要と思っています。ティラノサウルス(?)との闘いも、一対一のガチンコ勝負だけで十分です!CG技術が万能だからって、物語本来のテーマを忘れ、調子に乗って動かし過ぎ!遊び過ぎ!と思っています。でも、娯楽映画としては最高レベルでしょう!
あのゴジラと闘ったキングコングは、東宝30周年記念かなんかで、勝手に日本が造型しちゃったものですよね。ハリウッドの爬虫類系ゴジラの造型と同じぐらい、認められませんね(笑)
やっぱ、キングコングは、欧米の子供たちのもので、その延長としては、あくまでも巨大ゴリラでいいのではないでしょうか。
コメント有り難うございます。
さすがに、"勝手に造った"訳ではないです。アメリカ映画の「キングコング対フランケンシュタイン」の企画が、巡り巡って「キングコング対ゴジラ」になったという説があります。実際、"アメリカのキングコング"に「敬意」を表し、キングコングの名前をゴジラの前にする映画タイトルになっています。ちなみに、キングコングよりも、"メカニコング"が大好きです。(笑)