MCHのHPもご覧ください。

2009年07月08日

知恩報恩の心

 「 健康な心 」を持つ人間は「 感謝する心 」を大切にする。


 アメリカの心理学者マスローは、『 感謝を覚える能力は、情緒的健康の重要な要素である 』と力説した。逆に、現実社会に蔓延する感謝を忘れた傾向は、「 病理的情緒の明確な兆候 」と位置付けている。( E・ホフマン編 上田吉一ほか訳『 マスローの人間論 』 )


 「 病気の心 」を持つ人間は「 感謝する心 」が極めて薄い。


 古代ローマの哲学者セネカは、「 恩知らず 」の種類を以下の4段階に分類した。


@ 恩を受けたが、受けたと言わない者。

A 恩を受けたが、受けなかったと偽る者。

B 恩を受けたが、その恩に報いない者。

C 恩を受けたが、その恩を忘れる者。


 そして、”忘恩の者 ”こそが、最大の悪であると指摘した。( 茂手木元蔵訳 『 セネカ 道徳論集( 全 )』 東海大学出版会 )


 ”忘恩の者 ”に「 感謝する心 」など存在しない。


 「 感謝する心 」は、人間性の根幹である。故に、「 恩知らず 」は、人間性の根幹を自ら断ち切る誠に哀れな愚か者である。


 「 知恩報恩 」( 恩を知り、恩に報いようとする )の心は人間の人間たる証である。「 恩知らず 」故に「 恩に感謝する 」心を持たない人間は、『 自分さえ良ければ他人はどうなってもかまわない 』と考える究極卑劣な悪であり、短気で傲慢、人間として、本当に悲しい存在である。
posted by 555号発進! at 23:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。